処方薬でこまること
我がクリニックでは医師が薬を処方、調合し患者さんに説明している。
日本と同じ薬も多いのだがそうでないものも少なくない。内科医は長年の経験からそれぞれの薬の特徴を知っている。使ったことがない薬はその効き目、作用時間、出やすい副作用などわからず戸惑うものだ。
例えば胃薬。日本でも不思議なほどたくさんあり 全て効能をうたった立派なパンフレットが存在し全て厚生労働省認可の薬である。
しかし使ってみると効果の優れたもの、そうでないもの、副作用の出やすいもの・・いろいろあり立派なパンフレットは必ずしも信用できない ことを医師は知る。いまでも何故こんな薬が認可されているのかよくわからない場合もある。
同じ薬でも日・中で剤形、色が違ったり成分が少し異なったりするとやや不安になるがこれは人と人の付き合いと同じで少し気長に考えるしかないか・・と思う。